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ビルインテリジェント

三菱電機ソフトウエアは、 昇降機・空調・照明をはじめとした諸設備の監視制御から、防犯・防災の監視制御にいたるまで、ビル内の管理をコンピュータを駆使して自動化することで、ビルのインテリジェント化を進めています。

昇降機・空調・照明設備から
防犯・防災の監視制御

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BA事業の取り組み
BA:Building Automation

都市のインフラ昇降機の技術

FAの頭脳とも言える基本ソフトウェア

昇降機(エレベーター/エスカレーター)のソフトウェア開発で、都市を中心とした社会インフラを支えています。
1983年に世界に先駆けてエレベーター用インバータ技術を実用化するなど、ソフトウェアによる制御技術を発展させてきました。
また、エレベーターとセキュリティーシステムを連動させることで、出勤時等のビル内の混雑を解消する画期的な “セキュリティー連動・エレベーター行先予報システム” など、技術革新を重ね、常に進化を続けています。

独自の最先端技術個人認証技術

ビルシステムの開発では、ビル全体のセキュリティーシステムから、個人を識別する各種認証装置のソフトウェアなど多岐にわたる開発をしています。
指組織内部(真皮層)の指紋情報を非接触で検出する生体認証センサを採用した“指透過認証装置”における接触せずに指紋を検出できる技術は、外部環境などに左右されにくい安定した認証を実現します。また、個人認証装置としては、ドアに近づくだけで認証確認ができる“ハンズフリー入退室管理”など、高いセキュリティー効果を発揮する最先端の個人認証技術の製品のソフトウェア開発に携わっています。

製品を使いこなすためのエンジニアリングソフトウェア

BA事業に不可欠な技術基盤を構築

FAの現場と上位系をつなぐ情報系システム

Building Automation(BA)事業では、安全性・効率性・快適性の追求、環境への配慮を軸に、様々な開発をしています。
BA事業は、昇降機からビルセキュリティー/ビル管理まで、ビルマネジメント全体にわたる幅広い事業へ拡大しています。 例えば、ビルの電力デマンドの管理やエネルギーの「見える化」による節電、省エネを促進するビル管理システム、また生産を支える“グローバル生産システム”など、技術基盤を糧にさらなる飛躍をめざしています。

三菱BA製品について詳しく知りたい方はこちら

製品についてより詳しく知りたい方は、下記関連サイトをご覧ください。

ビル管理、地域管理システム

建物、施設において快適な環境を構築する上で、最適な監視、制御がますます重要になっています。そのニーズに対応するため、三菱電機グループでは施設中央監視システムを開発し、大規模ビル、公共施設、データセンター、大学、病院など信頼性を求められるさまざまな施設に納入しています。建物内の多様な設備と接続し、高度な専門技術、独自のノウハウにより信頼性の高いシステムを構築します。また、エネルギー管理システムと連携することで、「エネルギー見える化」に留まらず、太陽光発電、蓄電池発電機等の電源設備を最適に運用する「エネルギー最適化」により省エネ、低炭素の実現に貢献しています。当社はソフトウェアの開発を担当しています。

MELSmart

施設中央監視システム(MELBAS-EX)

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FA・ファシリティ事業統括部
稲沢事業所

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関連情報

関連技術/技術レポート

  • 「ビルインテリジェント」ソリューションに係る技術レポートをご覧ください。
  • 技術レポートに記載の会社名および組織名は、2022年4月1日の経営統合前の名称が含まれます。
  • すべての技術レポートは、下の「その他の技術レポートはこちら」からご参照ください。

エレベーター保守サービスELE FIRST-smart(エレファーストスマート)の開発

三菱電機ビルテクノサービス(株)では、今まで、エレベーター保守サービスとして『ELE FIRST-i®plus』を提供している。このサービスは、利用者の少ない深夜などに無人でエレベーターの自動点検を行い、機器の変調を検出することで、予防保全を実現している。このたび、より良いサービスを提供するため、『ELE FIRST-i plus』に対し、「AI遠隔点検」、「遠隔試運転」、「AI遠隔故障復旧」、「遠隔閉じ込め救出」などを新規追加及び機能拡充した『ELE FIRST-smart』(対象:三菱機械室レス・エレベーター「AXIEZ-LINKs(アクシーズ リンクス)」)を2021年4月から提供開始した。『ELE FIRST-smart』では、人工知能(AI)技術を採用する予定であったが、機械学習に必要なエレベーターの詳細な運行データを収集する仕組みづくりなどに課題があった。また機器の故発生時には速やかにサービス復帰させるための機能の拡充や機器の故障発生前に予兆を検知する予防保全機能の拡充も求められていた。
本稿では『ELE FIRST-smart』開発における課題と、課題解決のために当社がソフトウェア(以降、S/W)開発に参画した機能及び成果について、以下を中心に紹介する。
[AIリモート点検システム]
*AI遠隔点検機能
*遠隔試運転機能
[故障、閉じ込め、休止等の対応]
*AI遠隔故障復旧機能
*遠隔閉じ込め救出機能

テナントサービスシステム開発

2018年度に、ビル管理システムを手掛けている三菱電機ビルテクノサービス(株)からの依頼で、Webブラウザ対応のテナントサービスシステムを受託開発した。テナントサービスシステムには、プラットフォームとして三菱電機(株)名古屋製作所製の市販SCADAソフトウェアであるMC Works64を採用した。MC Works64は、空調・照明機器制御用のBACnet(Building Automation andControl Networking protocol)(注1)通信、Webサーバ機能、データベース機能及び、モバイル機能を装備しており、これらが採用の決め手となった。本稿では、テナントサービスシステムの概要と開発内容について紹介する。

クラウドを活用した大規模ビル向け統合データシステムの開発

三菱電機(株)のビル管理システムは、国内において300箇所で稼働している。これまでのビル管理システムは、電源設備全般の電力監視及び制御がメインの機能であったが、各ビルのビル管理システムから収集したセンサ情報を集約し、業務システムまたはBEMS(Building Energy Management System)(注1)と連携するシステムが要求されている。各ビルの情報を集約する場合、オンプレミス(注2)環境では、リソース(CPU・メモリ・ディスク容量)の動的な拡張が困難である。そのため、クラウド上のサーバに各ビルの情報を保存して、クラウド型のBEMSと連携するのが一般的である。しかし、今回の開発対象は、センサから送られてくるデータ数が多い(最大220,000点)ことに加え、以下の理由から一般的なクラウド型BEMSの適用が困難であった。◦ビル設備サーバ向けエージェントのインストールが必要である◦ベンダ独自のプロトコルで通信を行うために、ビルシステムベンダの保守が困難である◦ベンダ独自のゲートウェイ(注3()以下、G/W)等のI/F機器が前提で、ビル側にインタフェース(以下、I/F)機器の増加等の制約がある大規模向けのビルに対応するために、本開発にて、大規模ビルの情報を集約し、他システムと連携するクラウド型のビル統合データシシステム(以下、統合DB)を構築することになった。本稿では、本開発において発生した技術的な課題に対して実施した対策について紹介する。

その他の技術レポートはこちら

関連部門

  • 「ビルインテリジェント」は、顧客ニーズに基づく仕様に合せた個別生産(顧客個別対応)を基本とし、当社技術に対する顧客の高い信頼をもとに、顧客ニーズに対し、直接対応することで業務を遂行します。

  • 「ビルインテリジェント」ソリューションは、FA・ファシリティ事業統括部 稲沢事業所がご提供します。

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関連ソリューション

  • 昇降機-駆動・制御システムソフトウェア  =ビル=
  • 昇降機-群管理システムソフトウェア  =ビル=
  • 昇降機-保守システムソフトウェア  =ビル=
  • ビルマネジメントシステム-入退室管理システム  =ビル=
  • ビルマネジメントシステム-ビルIoTプラットフォーム  =ビル=