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映像システム

三菱電機ソフトウエアは、鉄道車両内で誰にでも理解できるわかりやすい行先情報、次に停車する駅の情報、路線図、リアルタイムな運行情報などの旅客案内情報を提供する列車内映像情報システム(トレインビジョン)、オフィス、商業空間、公共空間など社会のさまざまな場面で利用されるデジタルサイネージ、セキュリティーを目的とした防犯監視から、生産効率や安全管理、マーケティングなどを目的とした映像監視システムなどの画像映像分野のソフトウェアを開発しています。​

トレインビジョンシステム
TVS(Train Vision System)

トレインビジョンシステムは、鉄道車両内のドア上やドア横、天井吊りに設置された複数のディスプレイを通して、行先・路線図・駅設備・運行情報などの旅客案内や、広告・ニュース・天気予報などの膨大な情報を、乗客により早くサービスを提供するシステムです。当社では、トレインビジョンシステムのソフトウェア開発の設計、製作、試験を実施しています。また、わかりやすさを追求した画面表示コンテンツの作成も実施しています。

15インチ(XGA)液晶ディスプレイ

15インチ(XGA)液晶ディスプレイ

19インチ(SXGA)液晶ディスプレイ

19インチ(SXGA)液晶ディスプレイ

新幹線発車標システム

新幹線発車標システムは、駅構内に設置された発車標に直近または停車中の列車の発車時刻、行先、列車種別などの情報を表示するシステムです。一駅に最大400台の表示器が存在します。
当社では表示器内で表示イメージを生成するソフトウェアと、表示器を制御する制御装置のソフトウェアの開発を担当しています。

大型映像システム
(オーロラビジョン)

大型映像システム(オーロラビジョン)を制御するソフトウェアの開発を担当しています。
オッズ画面などの競技情報画面の生成やスイッチャなどの各種ビデオ機器制御機能の開発、また、オーロラビジョンを構成しているLEDを制御するファームウェアも開発しています。

デジタルサイネージシステム

デジタルサイネージシステムは、屋外や店頭に設置されたディスプレイなどの表示器に広告などのコンテンツを表示するシステムです。
当社ではコンテンツの登録や表示スケジュールを編集するセンターシステムのソフトウェアと、表示器内でスケジュールに従ってコンテンツを表示するソフトウェアの開発を担当しています。

映像監視システム(ネットワークカメラシステム)

デジタルCCTVシステム

ネットワークカメラシステム

映像監視分野の製品への組込みソフトウェア、映像解析装置、作業分析ソフトウェア、及びそれらを組み合わせた映像監視システムの開発を行っています。
コンビニ等の店舗や大型商業施設のセキュリティー強化、顧客動線の管理、マンション、ホテルなど居住施設、宿泊施設のセキュリティー強化、管理コスト削減、工場などのセキュリティー強化、ライン監視など、急拡大していくお客様のニーズに先進の技術でお応えしています。

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関連情報

関連技術/技術レポート

  • 「映像処理・画像処理」ソリューションに係る技術レポートをご覧ください。
  • 技術レポートに記載の会社名および組織名は、2022年4月1日の経営統合前の名称が含まれます。
  • すべての技術レポートは、下の「その他の技術レポートはこちら」からご参照ください。

トレインビジョンにおける運行情報の多言語化対応

トレインビジョンは、鉄道車両内のドア上やドア横に設置、または天井吊りされた複数のディスプレイ(以下、メディア表示器)を通して、行先・路線図・駅設備などの行先案内や運行情報、及び広告・ニュース・天気予報などの情報サービスを乗客に提供するシステムである。近年、訪日外国人客が増加し、2018年には前年比約8.7%増の約3,119万人に達している。観光庁では、2020年に4,000万人の訪日外国人客数を目標に掲げ、訪日外国人客が快適に旅行できる環境整備の実施を、公共交通事業者に促している。特に、災害時や異常発生時における列車の運行状況を、より多くの鉄道利用者に提供することは重要な課題である。そこで、トレインビジョンにおける運行情報の表示を、従来の2ヶ国語(日・英)から4ヶ国語(日・英・中・韓)に多言語化した。本稿では、トレインビジョンの概要と、今回開発した運行情報の多言語化の実現方法を紹介する。

AI活用画像処理装置における複数カメラのリアルタイム処理ソフトウェア開発

道路管理会社は、道路ごとの交通量を計測し、その結果を基に整備計画などを立案する業務がある。これまでの交通量調査は、舗装工事を伴うループコイルを用いた自動計測や、道路に計測員を配備して手作業により交通量を計測していたが、2009年に三菱電機(株)は、交通量計測が可能な画像処理装置を備えた道路交通監視システムを開発し、交通量計測業務を自動化した。しかし、従来の画像処理装置はカメラ1台当たりの調整コストと装置単価が高いという問題があった。今回開発した画像処理装置は、三菱電機(株)が開発したAI処理を利用することで、従来装置より調整コストを削減した。また、装置単価を下げるため、画像処理装置1台当たりのカメラ同時処理数を10台とした。本稿では、AIを活用した画像処理装置における、複数カメラのリアルタイム処理ソフトウェア開発で取り組んだ開発要件達成のための施策について述べる。

その他の技術レポートはこちら

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  • 「映像システム」ソリューションは、顧客ニーズに基づく仕様に合せた個別生産(顧客個別対応)を基本とし、当社技術に対する顧客の高い信頼をもとに、顧客ニーズに対し、直接対応することで業務を遂行します。

  • 「映像システム」ソリューションは、社会インフラ事業統括部 伊丹事業所トータルソリューション事業所、電子システム事業統括部 通信機事業所がご提供します。

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