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がん治療の選択肢を広げる「がん遺伝子パネル検査」

がん治療の選択肢を広げる「がん遺伝子パネル検査」

プレシジョン検査(PleSSision®検査)
個人のお客様向け

がんと診断されたら、
まずは「がん遺伝子検査」を

がん遺伝子パネル検査で、
一人ひとりに合った効果的な治療法を
選択することができる可能性が拡がります。

がん遺伝子パネル検査とは?

  • がん遺伝子パネル検査イメージ
  • いままで、がんの薬物治療には、がんが起きている臓器ごとに決まった薬が使われるのが一般的でした。

    しかし、がんは、私たちの体をつくっている細胞の中の、がんに関連する遺伝子の変異により起きていることがわかってきました。

    そして、いま、1人ひとりの遺伝子の変異に合わせ、より効果が期待できる治療薬を選ぶことができるようになってきました。

    がんに関連する遺伝子の変異を調べて、変異に合わせたより効果的な薬を選んで治療する『がんゲノム医療』。効果的な治療薬にたどりつく選択肢を広げるのが、『がん遺伝子パネル検査』です。

◆一人ひとりにあった薬で治療するがんゲノム医療

  • 同じ臓器のがんでも患者さんごとに、変異が起こっているがんに関連する遺伝子の種類や変異の仕方が異なる場合や、違う臓器のがんでも、変異が起こっている遺伝子が同じ場合があることなどがわかってきました。がんの原因である、がんに関連する遺伝子の変異に合わせて、効果的な薬剤(分子標的薬)を選択し治療するのが、がんゲノム医療です。

◆一度に100種類以上のがんに関連した遺伝子を調べる

  • がんに関連する遺伝子は、現在100種類以上みつかっていて、日々研究が進み、その種類も増えています。いままでの分子標的薬を使った薬物治療では、遺伝子の変異は1つひとつ調べられてきましたが、がんゲノム医療で行われる検査では、複数のがんに関連した遺伝子を一度に調べ、どの遺伝子にどのような変異があるのかを検査します。

◆治療効果が期待できる薬を探す

  • 生体検査や手術により採取した病理組織(病理検体)と血液検体からDNAを抽出し、一度にがんに関連する遺伝子を解析し、遺伝子の変異を特定することで治療効果が期待できる推奨薬剤を探す検査が「がん遺伝子パネル検査」です。

対象となる患者さん

  • 全ての固形がんが対象になります。
  • がんと診断された方を対象にしています。
  • 保険診療の場合、一般的には固形がんの方で、標準治療がない(原発不明がん・希少がんなど)、標準治療が終了している、もしくは終了が見込まれる方で、検査後に選択された薬物治療に適応できるだろうと主治医が判断した方に適用されます。
  • 自由診療の場合、検査に使える病理検体があるなど検査の条件がそろえば受けられます。
  • がんの治療は、多くの場合、がんの状態(発症部位などがんの種類、がんの大きさ、性質、広がり、進行の程度など)と患者の年齢や体力・体調、既往症の有無など、病期と患者の状態によって最も効果が期待される治療法、検査を総合的に判断して選択することになります。
  • 詳しくは、主治医、がん相談支援センターなどにご確認、ご相談ください。
注:本検査は、がんに罹患しているかどうかのリスク診断は出来ません。

検査を受けて役立つこと

治療の選択肢が広がる

  • 検査を受けて役立つこと1:がんの個性がわかる
    • がん細胞に見られる遺伝子の異常が明らかとなり、がんの個性がわかる可能性があります。
  • 検査を受けて役立つこと2:効果的な治療薬の情報が得られる
    • 治療効果が期待できる国内で承認済の治療薬の情報が得られる可能性があります。
    • 治療効果が期待できる国内で臨床試験(治験等)中の治療薬の情報が得られる可能性があります。
  • 検査を受けて役立つこと3:治験の情報が得られる
    • 治療効果が期待できる国内未承認、海外で承認済みあるいは臨床試験(治験等)中の治療薬の情報が得られる可能性があります。


がん遺伝子パネル検査って知ってる?

PleSSision検査とは?

三菱電機ソフトウエアが提供する『がん遺伝子パネル検査』サービスです。
がん遺伝子パネル検査には、適用基準を満たせば受けられる「保険診療」と、条件がそろえば受けられる「自由診療」があり、「 PleSSision検査」は、自由診療として受診することができます。「PleSSision検査」の受診を考えている方は、まずは主治医にご相談ください。


がん遺伝子パネル検査「プレシジョン検査(PleSSision検査)」

検査の種類

PleSSision-Panel検査

がんの発症に関連した143遺伝子 (うち融合遺伝子11を含む) を対象とした検査です。十分な検体の量が得られない場合でも対応可能です。遺伝子変異に加えて、融合遺伝子、コピー数異常、変異負荷量、マイクロサテライト不安定性の判定が可能です。

PleSSision-Exome検査

全遺伝子 (約2万遺伝子) を対象とした検査です。遺伝子変異に加えてコピー数異常、変異負荷量の検出も行います。

検査費用は医療機関によって異なります。詳しくは各医療機関にお問い合わせください。

また、本検査は健康保険(公的医療保険)の対象外の自由診療になりますが、がんゲノム医療も補償する「自由診療保険メディコム」にご加入の方は支払い対象になる場合があります。メディコムについては、セコム損害保険株式会社にお問い合わせください。

PleSSision検査の流れ

  • 予約
    • 現在、治療を担当している主治医と相談して、「がん遺伝子外来」の予約申し込みを実施
    • 検査に使用する病理標本の事前準備(対応可能な場合のみ)
  • 受信
    • 指定された日時に、外来を受信
    • 検査の説明を受けた後、同意書に署名し、検査料金の支払い(現金またはクレジットカード)
    • 口腔粘膜採取又は採血
  • 検査
    • 病理検体と正常細胞(粘膜上皮または血液)よりDNA(核酸)を抽出して品質を確認し、検査の可否を判断
    • ライブラリ作製(解析の準備工程)を実施し、検査の可否を判断
    • 次世代シーケンサーにてがん遺伝子解析を行い、解析報告書を作成
  • 診断
    • エキスパートパネルにて解析結果を検討し、推奨治療法を決定
    • 当院担当者が、結果説明の再診の日程調整について連絡
  • 結果
    • 再診外来にて遺伝子解析の結果と、その結果に基づく推奨治療法を提示
    • <結果説明までのおおよその期間>
      Plessision-Panel:3~4週間程度
      Plessision-Exome:6~8週間程度

検査後の治療について

  • 現在、保険で認められた標準治療を行っている患者さんは、その標準治療が優先され、本検査の結果に基づく治療は全ての標準治療が終了した後の選択肢として考慮されます。
  • 本検査の結果、現在行われている治療に登録が可能と考えられた場合、その治療を実施している病院をご紹介します。
  • 本検査の結果、効果が期待される薬剤の情報が得られた場合には、必要な手続きを行って自費診療で治療を行う可能性が考えられます。これらの場合、治療費が高額となります。
  • 本検査を実施しても、治療薬の選定に有用な情報が何も得られない可能性もあります。
  • 本検査の結果に基づいて治療を行っても、十分な治療効果が得られない可能性もあります。
  • 本検査は、あくまで主治医の判断に必要な情報を提供するものであって、検査の結果が、主治医の判断よりも優先されることはありません。

治療推奨率(エビデンスレベルD以上)

  • PleSSision-Panel検査※1 46%
  • PleSSision-Exome検査※2 52%
  • Hideyuki Hayashi,et al.(2020).「Clinical impact of cancer genomic profiling test using an Inhouse comprehensive targeted sequencing system」『Cancer Science』2020;111,pp.3931
  • Hideyuki Hayashi(2021).「Clinical Inplementation of Whole-exome Sequencing for Cancer in Clinical Practice」『80thAnnual Meeting of the Hapanese Cancer Assosiation』Thursday,September 30,pp17

免責事項

  • 試料の状態によっては、一部又は全ての解析対象項目について分析できず、それにより解析結果が得られない可能性があります。
  • いったんお支払い頂いた検査費用は原則返金できません。ただし検体の品質の問題などにより遺伝子解析が行えなかった場合は実費を差し引いて返金致します。また、本解析サービスはクーリング・オフ制度の対象外となります。
  • 検体の解析過程における事故を認めた場合を除き、解析にかかる返金は出来ません。
  • 検査申込者ご本人から受領した検体や検査申込同意書、解析結果(電磁的方法により記録されたデータ等を含む)の通り扱いには細心の注意を払っていますが、次の事由による検体や検査申込同意書、解析結果の滅失・損害等については、損害賠償の責任を負いません。
  • 地震、津波、高潮、大水、暴風雨、地すべり、山崩れ等その他の天災
  • ストライキ、サボタージュ
  • 戦争、テロ又は社会的騒擾その他の事変等社会的争乱
  • 核燃料物質に基づく放射性、爆発性その他の有害な特性による事故又はそれに基づく社会的混乱
  • 不可抗力による火災
  • 外部からの不正アクセス
  • 予見できない異常な交通障害
  • 法令又は公権力発動による運送の差止め、開封、没収、差押え又は第三者への引渡し
  • 本解析サービスの結果報告には、年末年始やゴールデンウィーク等の長期の休日付近、また自然災害等の不可抗力事象が発生した場合、通常以上の日数を要することがあります。
  • その他、ご不明な点はPleSSision検査担当医にご確認ください。

注意事項

    本検査には以下のような限界があります。この点をご了解いただいた上、本検査をお申し込みください。

  1. ① 本検査を利用しても、がんの診断や治療に有用な情報が何も得られない可能性があります。
  2. ② 本検査は、治療効果が期待できる治療薬の情報を提供しますが、その治療薬の治療効果を保証するものではありません
  3. ③ 本検査で判明した「がん」に関係する遺伝子の異常に対しても効果が期待される治療薬が見つかったとしても、そのがんに対して承認されていない場合、薬剤の入手ができない、あるいは投与ができない可能性があります。また、治療費は自己負担となります。
  4. ④ 本検査から得られた遺伝子解析データの解釈(効果が期待できる治療薬情報等)は、あくまで解析を行った時点での遺伝子情報や治療情報のデータベースに基づく当院における判断であり、同じデータであっても異なる医療機関や、後日再解析した場合には、異なる解釈となる可能性があります。
  5. ⑤ 本検査の性質上、使用された病理組織の採取部位、時期によって解析結果が異なることが知られています。従って、今回の検査で得られた結果が、将来別な病理組織を使って検査した場合に、異なる解析結果となることがあります。

個人情報保護

本検査に関する個人情報は、受診先の医療機関の方針にもとづき、厳重な注意を払い適切に取り扱います。個人情報保護の方針については、受診先の医療機関のウェブサイトや院内の掲示をご覧ください

PleSSision検査が受けられる医療機関

PleSSision検査の受診を検討されている方は、まずは主治医にご相談下さい。

■ 北海道・東北

社会福祉法人函館厚生院 函館五稜郭病院

〒040-8611 函館市五稜郭町38番3号

医療法人社団静和会 静和記念病院

〒063-0865 札幌市西区八軒5条東5丁目1番1号

社会医療法人北斗 北斗病院

〒080-0833 北海道帯広市稲田町基線7番地5

■ 関東

東京都済生会中央病院

〒108-0073 東京都港区三田1丁目4-17

独立行政法人国立病院機構 東京医療センター

〒152-8902 東京都目黒区東が丘2-5-1

慶應義塾大学病院

〒160-8582 東京都新宿区信濃町35

聖マリアンナ医科大学病院

〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生 2-16-1

筑波大学附属病院

〒305-8576 茨城県つくば市天久保2丁目1番地1

埼玉医科大学国際医療センター

〒350-1298 埼玉県日高市山根1397-1

■ 中部・北陸

浜松医療センター

〒432-8580 静岡県浜松市中区富塚町328

岐阜大学医学部附属病院

〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1-1

社会医療法人厚生会 中部国際医療センター

〒505-8510 岐阜県美濃加茂市 健康のまち一丁目1番地

金沢医科大学病院 ゲノム医療センター

〒920-0293 石川県河北郡内灘町大学1-1

金沢大学附属病院

〒920-8641 石川県金沢市宝町13-1

■ 近畿

兵庫医科大学病院

〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1-1

■ 中国・四国

島根大学医学部附属病院

〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1

岡山大学病院

〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1

広島大学病院

〒734-8551 広島市南区霞1-2-3

山口大学医学部附属病院

〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1

香川県立中央病院

〒760-8557 香川県高松市朝日町一丁目2番1号

独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター

〒791-0280 愛媛県松山市南梅本町甲160番

■ 九州・沖縄

長崎大学病院

〒852-8501 長崎県長崎市坂本1丁目7-1

宮崎大学医学部附属病院

〒889-1692 宮崎県宮崎市清武町木原5200

社会医療法人博愛会 相良病院

〒890-0833 鹿児島県鹿児島市松原町3-31

鹿児島大学病院

〒890-8520 鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8-35-1