このページの本文へ

ここから本文

社長メッセージ

取締役社長 
福嶋 秀樹

経営統合によるシナジーの発揮で
ソフトウェア企業としての総合力に磨きを。

統合による領域の拡大と深化で、ソリューション力を飛躍させていく。

近年の急速な技術進化により、私たちを取り巻く環境も大きく変化しています。ソフトウェアに関しても従来型のオンプレミスからクラウドへの移行も進み、自動運転などAIを活用したサービスの台頭、制御システムへのサイバー攻撃の増加などセキュリティーの重要度も増しています。常に変化しながら高まり続ける、こうした社会からの期待に柔軟に応えられる体制を整えるべく、三菱電機グループのソフトウェア設計会社が経営統合する形で誕生したのが、私たち三菱電機ソフトウエアです。

2022年4月に発足してからまだ日も浅い中ですが、すでに統合による提供価値向上へたしかな手応えを感じています。その筆頭に挙げられるのが、事業領域の拡大です。統合前は、それぞれの領域を専門とした各社がお客様へ対応していましたが、経営統合により宇宙や防衛、防災、電力、上下水道、産業・FAシステム、ビルシステム、さらには家電やライフサイエンスに至るあらゆる領域における価値提供を、三菱電機ソフトウエアが一手に担うことのできる環境が整いました。

また、領域の拡大だけではなく知見や技術の共有によるシナジーの創出にも大きな期待をしています。一つの会社となったことで、事業領域を横断した技術の共有や交流を活性化させ、三菱電機グループのソフトウェア企業としての総合力を高めていきます。

取締役社長 福嶋 秀樹 取締役社長 福嶋 秀樹

専門分野に加え、汎用的な技術獲得も支援できる環境を整備。

事業の幅や深さを生み出すべく経営統合を行いましたが、価値を生み出す源泉は会社でも事業でもなく、一人ひとりの社員に他なりません。そのため、採用や育成、配置配属を含めた人材戦略の策定と推進に何よりも注力していくつもりです。特に伸ばしていきたいと考えているのが、専門分野に留まらない知識や技術の習得です。これまで各社が積み重ねてきた歴史の中で、各々の専門分野に関してはすでに卓越した技術力を有していると自負しています。今後は、自社内にある幅広い技術を活かし、社員それぞれが担当領域を超えて自ら学び、糧とすることのできる環境の整備を進めていきます。

こうした環境づくりの一環として、各領域の技術連携を推進する技術交流会や開発戦略会議の実施、営業部門間での事業戦略の共有、AIコンテスト等への参加促進を通じた先進技術の獲得など、さまざまな取り組みがすでに始動しています。それらの根幹となる人事制度も、統合を契機によりよい形となるよう現在急ピッチで見直しを進めています。当社の強みである社員の自主性と技術に対する飽くなき追求心を最大限に支援する体制を整えることで、業界をリードする専門性の高い人材を育成していきます。

取締役社長 福嶋 秀樹 取締役社長 福嶋 秀樹

前を向く姿勢さえあれば、その想いに最大限応えることをお約束します。

幅広い事業領域と専門性の高さ。その双方を併せ持つ企業は決して多くはありません。当社はそのどちらにも強い自信があります。描くことのできるキャリアも多種多様です。自らが興味のある領域を極めたスペシャリストになるもよし、あらゆる領域に精通したジェネラリストを目指すのもよし。自分が何に興味があるかわからない方も、当社はソフトウェアに関するあらゆる事業と技術を有しているので、きっと入社後にご自身の領域を見つけることができるはずです。

皆さんの望むキャリアを実現するべく、あらゆる機会を提供するつもりでいます。そうした機会を活かしていただくため、皆さんに求めたいことが一つだけあります。それは、積極的な気持ちを常に持ち続けることです。お客様や上司に言われたことだけをこなすのではなく、積極的に学び、発信してもらいたいと考えています。担当領域の改善や改革を目指した提案はもちろん、担当領域を超えた提案、例えば新たな事業への挑戦を提案してもらってもかまいません。大いに自身の興味や好奇心を活かして、あなただけのキャリアを三菱電機ソフトウエアで切り拓いてもらいたいと考えています。モチベーションは社会貢献でも、自身のスキルアップでも、モノづくりへの興味でも、なんでも結構です。それぞれの想いを力に、前を向き続ける方と一緒に働ける日を心から楽しみにしています。

取締役社長 福嶋 秀樹 取締役社長 福嶋 秀樹